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2013/09/05(木)
オオクワ採るのって
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今年は本当自然被害が多いです。竜巻に大雨、被害にあわれている方は本当大変ですね。
今週は慌しく危ういことがありました。近いうちに仕事で北の島へ出張の話が出てきたんですが、今週末のチャンスを逃すと来年までチャンスがない。 そう、灯火採集はもうほぼシーズン終わりなんですが、私はあと1回は行きたい。なんとか1週間程度は出張を延期できそうになったので、良かったあ。採集の時間を作るのって大変だな。 でも、この話が2ヶ月早ければね。仕事終わったら夜北海道の外灯周りができたんですが。こういうときは徹夜でも楽しめるんで、うまくいかないものだ。山中に入るのはさすがにヒグマが怖い。
ところで北海道のオオクワってどんな感じなんだろう。まだ実物は見たことがない。買うこともできるが、出来れば採ってみたい。 産地別のオオクワガタですが、自分が採った個体だけ見ても北の青森と南の熊本では大きく形が違う。そんなに離れなくても、滋賀と山梨でも形が全然違う。個体差があるが、それでも違う亜種とまではいかないが、そうとう違うと感じる個体もいる。 オオクワガタは局所的にしかいないので、距離が離れれば遺伝子は孤立していくのは当然でしょう。それだけに放虫は絶対にやってはいけない。開発によって近い未来に里山のオオクワは今より更に減っていくのは確実です。
オオクワに出会えたときの感動。あれは何度味わってもいい。その感動は一瞬、2頭目からはその一瞬の感動は薄くなっていく。 それがとんでもなく大きければ、また違う感動がある。採れない日が続いたときからの感動も相当ある。なので数を競うのは面白くない。 坊主が当たり前の気持ちに切り替われば、採集に行くだけで楽しみになる。 こういう気持ちでずっと楽しめれば、長く楽しめる。でも誰でも飽きやマンネリ感はでてくる。 オオクワ採集も長く続けるのは難しいな。最近特に感じる。初心に帰るのは難しい。これは知識と経験が邪魔している。
今回もこの感動が味わいたいな。
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