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2014/07/10(木)
超大型個体羽化報告頂きました
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先日むし社の取材があったと思ったら、もうBE-KUWAが販売なんですね。 私の自宅での取材と師匠のマツノインセクト松野さんのところでの取材が記載されています。 師匠はもう80代なんで、苦労話がたくさん出てきます。歴史が違いは誰も追いつけない。興味のある方はぜひBE-KUWA52号購入してみてください。
http://homepage2.nifty.com/mushi-sha/BE-52.html
台風が猛威を振るっていますね。この日記を書いている今、風が強くなってきました。この二日で花壇と家庭菜園に防風ネットをしました。 実は昨年11月に出た新種のガーベラという花を予約して5月にやっと届いたんですが、ようやくツボミがでてきてこれからってところなんですよ。 こちらもオオクワと同じで手をかければ結果が出ます!娘達と一緒にやっていますが、朝顔とひまわり、まだ花咲いていないので持ちこたえてくれないかなあ。
さて、もう皆さんご存知かと思いますが、久留米で87.4mmが羽化しました。 ブリーダーはカネクワさんです。私ではないのでお間違いなく。本当凄いですね。 私はまだ久留米は一頭も掘り出しをしていませんのでもっとデカイのが羽化してきます(笑) ってのは冗談ですが、カネクワさんは、数年前から私の個体を大変気に入っていただき、種親としてたくさん使い選別をして、この結果になっています。 特に凄いのは表年と裏年の掛けあわせで結果がでたこと。これは私も狙っていた掛けあわせではありますが、頭幅があって長さも出る個体は過去にも羽化していますが、このレベルには達していません。 ただ、この個体もまだ先があるでしょう。世代毎に今のところまだ大型化していますので、このスピードが速いとか遅いとかではなく、限界はまだまだ先にあるということですね。 自前個体を中心に掛けあわせて作り上げた血統が、こうやって更に熱意あるブリーダーさんのもとで血統として開花してくると嬉しいものですね。
自前のオリジナルとして納得いく血統として羽化してくるまでは、誰にも負けたくないという気持ちが強かったのですが、ここ数年は出来上がった血統で誰が突出した個体を羽化させるのか!これが気になっていました。 表年は長さを狙ったギネス狙い、裏年は長さも頭幅も十分にある血統として隔年で血統作りしてきました。 この隔年で2つの血統をつくっていくというのは、時間がかかりますが違う発見が隔年あって面白みは増します。
現在同じような血統背景の個体がみなさんのところに居る状況になってきましたね。全ブリーダーさんの個体数からしたら、自分の飼育数は1%にも満たしません。この少ない数で毎年のように最大個体を羽化させるのは、運の要素もからんできますので難しいです。
でも、ここから90mmを久留米血統で羽化させるとしたらどうでしょう?これは運だけではできないです。 熱意のあるブリーダーさんであれば可能だと思います。おそらくその道は相当長いです。私のように自前で羽化させた個体でなんとかしようと思ったら、時間と労力は相当割かないとなりません。 それだけでなく、累代ごとに自前で自己ギネスを更新していかないと、辿り着くのが難しいのです。結果をずっと出していくのは、本当難しいことだと思います。
現在はこの87mmは突出しているのかもしれませんが、未来は現在85mmや86mmを羽化させたブリーダーさんが情熱次第では逆転していくことも十分あるでしょう。
私はこの10年くらいは自分の中では様々な事をやってきましたので、現在は新たな発見が少ないのが現状です。まだまだわからないこともありますが、発見だらけのときのような気持ちには簡単にはなれません。飼育初期のようなときめきはなくとも、初心は忘れず管理だけは怠っていません。今回の台風に備えて、発電機用のガソリンを買ってきました。 今年は85、86、87mmとみなさんのところでたくさん羽化しましたので、今後の久留米血統がどのようになっていくのか、今は見守りたい感じですね。 別にブリードをやめるつもりではありませんので、そんなに背伸びしないで楽しめるようになりたいなと。
ということで、産卵次第ではありますが今年は久留米の飼育は150超えるかどうかぐらいの飼育になりそうです。
87.4o詳細 種親は♂は2年目の82mm MK10年8番 ♀52.3o MK9年11番83o x MK9年1番52o
他に86.4oが羽化しています。 種親は♂84.6o MK9年11番83o x MK9年1番52o ♀52,7o MK9年11番83o x MK9年1番52o インライン
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