メルリンカートの気まぐれ日記
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2016/02/24(水) 継続していればいい事もあるさ 3
久しぶりに書いた採集記ですが、今回で最後です。
さて、どうなったでしょうか。続きをどうぞ!

来たルートを戻っていたら、いつの間にか別の場所にきてしまったようだ。
それも当然である。歩いているのは山中、道はない。いや獣道ぐらいはある。ほとんど同じような雰囲気なので迷子には良くなるんだな(汗)
二手に分かれて探し出すと、立ち枯れの前に太ももぐらいの倒木があり、キノコは生えていないのだが、よくかぐ匂いがする。おそらくこれはヒラタケだろう。折れ口から確認をしていくと、指2本ぐらいの細かい食痕が走っていた。コクワかなと思いながらも慎重に追いかけていくと、途中で菌が強くなったのか、荒めの食痕に変わり菌が回り白くなっていた。
長い、それにしても長い1m以上荒い食痕が続いた後に今度はクワガタのフンと食痕が混じりだした。フンの大きさが完全にオオクワ終令であったので、あとは成虫がでるか終令か。大歯大歯と願ったのだが、オスの終令であった(^^;
終令材を確認しているとオオクワ!オオクワ!と私が騒ぐので、マスコさんが確認にきた。隣の立ち枯れにマスコさんが一振り入れると、いきなりオオクワ2令が出てきた。
倒木の方は1頭材であったため、このあと交代しながら二人で初令2令をそこそこ採ったところで、もう本当十分に満足してしまった。
10年以上採集をやっているが、初めて入った場所で、こんなにオオクワが濃かった経験は初である。
数採りをしているわけではないので、こういう採集を目標にしているわけでもないが、いい経験ができたな。
今回は本当様々なパターンのオオクワ出現を体験できたと同時に、これだけオオクワが濃い環境でも、材の状況により居ない材のほうがはるかに多くあり、ワイルドの好みがどのような材や場所なのか、少しだけ感じることができた。それが大収穫であります。
こんな経験は中々できるものではないが、長く続けていれば、こういうこともあるんだなと。

このような場所に行けたのは、採集家のオフ会に参加させていただいたときの経験が大きい。山の回り方や、木の見切り、キノコの生え方や種類など上には上がいるのは分かっていても、実体験するのは大きいです。世の中本当凄い人がいるんですよ!
趣味も長くなってきて、固定概念がつきまとうわけだが、人の話はちゃんと聞かないとね。今回の成果で身に染みて思うな。
こんな体験が出来たことに感謝しかない。

今回はマスコさんと、ルンルンで帰宅しました。


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