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2016/04/02(土)
終令な1日
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今日は今シーズン最後の冬季採集へと行ってきたのですが、道中サクラが綺麗でしたなあ。 最後と言っても、本当はまだ行けるんですが、ブリードシーズンが始まっていますので、ペアリングから産卵、それに菌糸ビンの準備と、数が多いですし、ただブリードしているわけでもなく、目的を持ってやっていますので、これからしばらくの間は、採集に時間が割けないのが正直なところです。
それにプラスして、昨年からBE-KUWAの記事が追加されたのですが、繁忙期は仕事から帰ったらずっとクワ部屋です(汗)、休みもね。まっ仕事が大変なときは最近は夜まで体力続きませんが……。 それが終わる頃には灯火採集シーズンになっていますが、これもただ行くだけで採れるわけでもなく、発電機やライトなどの道具の整備と試運転などの準備が必要で、行く場所を決めたり、1遠征で1500kmほど走りますのでルート考えたりと、ん〜計画まで立てるの大変なんで今年は気まぐれに突然行く事にしようかな。行けば誰か居るだろうしオオクワ採った後、夜な夜な一杯やりたいものだ。
さて、話を戻しまして今朝は4時に出発してマスコさんと採集へ! 今回は樹液の木を探そうと思い、いつもは持っていかない脚立を持って山の中へ入りました。 普段樹液木をメインで探していないので、まあ見つからんわ(笑)。いいところあったら、高いところでも覗いてやろうと思っていたのだが、歩けど歩けど全然見つからん。結構奥まで入ってしまったが、夏はここまで来るのは難しい。 戻りながら、途中から別ルートへと歩いていくと、限界が来た(笑)立ち○○して、目の前の木を見ているとダメだ。 そのまま脚立をそこにおいて、採集道具をリュックから取り出すと、斜め前方にある立ち枯れを確認。状態はいいのだが、蟻が大量に入っていて、食痕はあるのだが全部やられているのか、他の虫は出てこない。 パッとしないので、斜面の下を覗くと、胴回り80cmはある立ち枯れがある。一通り観察した後、気になる部分を確認すると、直ぐに食痕がでた、ただ手が届くギリギリの場所であったため、あきらめる……必要はない。今日は脚立があるじゃないか! 斜面を駆け上がり、脚立を手にしてマスコさんを呼んで、状況を見てもらう。食痕は太いのだが粒子は細かく、オオクワである可能性もあるが、コクワかもしれない。脚立を立てて確認をしていくと、非常に硬い部分に入りこんで行き、確認に手間取る。この時点でオオクワの可能性は高くなった。硬い部分を避けて確認をしていくと、ぽっかりと穴があき、オオクワの終令が現れた。頭部が大きくオスであった。朝一の一発目の食痕がオオクワ終令のオスとはラッキーだ!この材の下部からはマスコさんが終令メスを1頭追加した。
つづく
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