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2012/04/13(金)
在宅介護2
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やっぱり薬を飲んだことがなかったから、よく効いたらしい。母と同じである。(笑)昨夜のシナバーは、一晩中、私といっしょに寝る必要がなかった。どこかに消えたり、戻ってきたりしていた。そして、自分で水を飲もうとした。やったあ。。。(笑)今朝、また病院に連れていって、皮下注射をしてもらって、それから食欲促進の薬やら、缶詰のご飯を無理やり口に入れるシリンダーをもらってきた。元気そうになって、みゃおみゃお鳴いているのは楽しいが、そうかと言って、それほど先があるわけでもない。と考えていると、また母を思い出してしまった。(悲)要するに、老いとクオリティライフとお金のバランス感覚を試されているだけなのである。行くたびに5000円も猫にとられていると、週に3回で15000円、1ケ月でへたしたら10万円近くなるかも知れないではないか。と考えていたら、もうこの時点で、殺してくださいと医者に言う人もいるかもなあ、と思い始めた。いても当然だろう。医者が、もう時間の問題ですよ、と言ってる動物にお金を出して、何がある???で、殺しても、動物虐待で罰せられることはない???でも、母にはそれができない。その時が来るまで、費用を負担しつづけなければならない。人間でも動物でも死ぬのにお金がかかるという構図。。再び死とは何か、と考える。当然、当事者にとっての死と、第三者にとっての死とは違うのである。当事者が死を語ったことはないわけだが、本人以外の第三者にとっては、死とは経済活動以外のなにものでもないのでは。。(悲) 薬をもらって、食欲が出たシナバーが、もりもり食べだしたら、これまたえさ代がかかる??? こんなことを考えてる自分もいやになるけれど、本音でもある。でも、もりもり食べだしたら、すごくうれしくて、猫なで声を出してしまうだろう自分もわかっている。(笑)そういえば、猫なで声とは、なでられた猫が鳴く声かと思っていたら、猫をなでるときに出す人間の声かも、と友達がぶつぶつ言っていた。私の場合は、声のトーンを一オクターブあげての猫なで声だ。(笑)。突然の事故死がいいかもなあ、とりわけ高齢者の場合は。。ニュースで、事故の死亡者の年齢を見て、まあ、これぐらいならいいのでは、なんて思ってしまう自分がほんとにいやだけど。でも毎日、毎日考えてしまうのである(悲)
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