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2012/04/15(日)
在宅介護4
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きのうは一晩中、シナが鼻先を私の顔にすりつけてきて、寝られなかった。顔をそむけると、ますます近寄ってきて、顔をすりつけ、前足を私ののどにおこうとする。こうなったら、私が猫になればいいんだ、と覚悟して、私も自分の鼻やらほっぺたをシナの顔にすりつけていった。顔だけ猫の人間と死が近い猫とが一体となり、ある濃密な感触を作る。。。いよいよとなると、死臭がするそうで、まだその域ではなさそう。。(悲)あとどのくらいの時間が残されているのだろうか。どういう形で来るのだろうか。(悲)妹猫のケロは、まったく兄さんには近寄ろうとはしない。知っているのである。兄さんも、ケロの泣き声を聞くと、耳はそばだてたが、あえて拒否するかのように、体の向きを変えた。知っているのである。わずか1週間ほど前には、二人で体をまるめあって、小さな椅子の中で寝てたのになあ。。哀しいなあ、生まれてきて生きて、そして消えていかねばならないのは。。
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